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【なぜ、私たちは学ぶのか】Vol.17  塚越健司・客員講師

「なぜ学ぶのか?」――これは、これからZEN大学で学ぶ皆さんにとって、とても大切なテーマです。授業や仲間との対話、さまざまな体験を通して、自分の生き方や思いと向き合うヒントを見つけてみませんか?今回は、この問いを塚越健司・客員講師に投げかけてみました。

学生の学ぶヒントになり得るもので、ご自身の専門に進むきっかけとなった出来事などはありますか? 


自分の興味・関心に、公共性(社会に役立つこと)を少しばかり足して、それでいて生活が成り立つと考えた時、もともと研究していた権力論に加えて、今の情報社会学が専門になった。

なぜ、私たちは学ぶのでしょうか?


学ぼうと思わなくても、人間は「常にすでに」学んでいる。目に見えるものすべてを人は見えない。「勝手に」見るものは無意識が選択している。でも、勝手に学ぶより、自分から学びたい。私はそう思う。

大学時代に読んでおきたいオススメの1冊(タイトル)を教えてください。


フランシス・ホジソン・バーネット『消えた王子 上・下』中村妙子(訳)/岩波書店
(気高く生きよう、という気持ちになる)

塚越健司・客員講師の授業「メディア論」はシラバスをご覧ください。

ー「メディア論の概要」ー
「媒介」としての意味を持つメディアは、テレビ等のマスメディアだけを意味するもではなく、ネットやSNSだけを意味するものでもない。本講義は、漠然とイメージしがちなメディアについて、「つながり」という観点から考える。マスメディアだけでなく、様々な人の心理や、社会現象の背景を考えることで、多様なものの見方を養うことが可能となり、受講者自身が自ら考える力をつけることが可能となる。

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