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【なぜ、私たちは学ぶのか】Vol.24  折原ダビデ竜・講師

「なぜ学ぶのか?」――これは、これからZEN大学で学ぶ皆さんにとって、とても大切なテーマです。授業や仲間との対話、さまざまな体験を通して、自分の生き方や思いと向き合うヒントを見つけてみませんか?今回は、この問いを折原ダビデ竜・講師に投げかけてみました。

学生の学ぶヒントになり得るもので、ご自身の専門に進むきっかけとなった出来事などはありますか? 


自分は情報学部の大学に進学したことがきっかけです。 子供の頃からゲームばかりしており、毎週末、大会に参加していました。 高校生の頃に、ゲーム仲間から「プログラミングができるとゲームを自分で作れるよ」と教えてもらい、 高校生活が暇すぎたので勉強してみるかと思い立ちました。 大学院では、最強のゲームAIが作れるようになりたいと思い、人工知能の研究室に所属しました。

なぜ、私たちは学ぶのでしょうか?


学んで賢くなるということは、目の前にある小さいゴールで満足せずに、さらに良い結果を目指すことです。 例えば、ある食物の種があったとします。そのまま食べても美味しい種で、食べ尽くしてしまうこともできます。 しかし、植えて育てることで、より美味しい食べ物を多く収穫することもできますよね。 より良い結果があることを知らなければ、それを目指すことはできません。 そのために日々学び続けることが大切です。

大学時代に読んでおきたいオススメの1冊(タイトル)を教えてください。


『日経ソフトウエア』/日経BP
幅広い知識を初歩から解説してくれるので、誰にでも読みやすし、最近の流行も追えるのでおすすめです。 月刊雑誌ですが、大学生の頃の自分は年間購読していました。

折原ダビデ竜・講師の授業(シラバスと概要)

「Webアプリケーション開発1」シラバス
完全な未経験者向けのプログラミング入門講座。HTML、CSS、JavaScript を身につけ、Webページ制作ができるようになる。JavaScriptというプログラミング言語を重点的に学修し、思い通りの動きをWebページにつけることができるようになり、CSS を使ってWebページのデザインを自由に変えられるようになる。ソーシャルコーディングサービスのアカウントを作成し、作成したWebページを公開する。 学修にはPCが必要である。

「Webアプリケーション開発2」シラバス
目まぐるしく変化する情報化社会を生き抜いていくには、プログラミングの基礎を理解し、簡単なプログラムを実生活や職務に活かす能力が求められている。本科目では、ゲーム作りを通してプログラミングの基礎を身につけると同時に、ものづくりの楽しさを体験する。演習を通してプログラムの基本構造についての理解を深め、テキストプログラミングを学修していくうえでの素地を固める。

「Webアプリケーション開発3」シラバス
Webアプリケーション開発2の続編であるプログラミング入門講座。 JavaScriptというプログラミング言語とNode.jsを使用してセキュリティ上の問題のないWebサービスが開発できるようになる。 簡単なチャットサービスの開発を通じて、データベースを利用したデータの保存・更新・検索・削除を行う。 また、クラウドサービスを利用したWebアプリケーションの公開を行う。 学修にはPCが必要である。

JavaScriptによる自動化、効率化」シラバス
プログラミングの基本的な考え方から導入し、Google Apps Scriptの駆使を目指す授業。 具体的な課題を通して、アプリケーションの自動化と効率化の技術を学び、身につける。 Google ドライブやGoogle スプレッドシート、Slackなど、日常生活でよく使うツールを自動操作する便利なスクリプトの作成を通じて、プログラミングの基礎知識と実践的なスキルを学んでいく。 最終的には、WebスクレイピングやAPI、グラフ作成、外部サービスとの連携など、データ活用を中心とした実務で活用できるスキルについて学ぶ。

「情報処理概論」シラバス
IT業界での活躍を目指す学生にとって最適なカリキュラムがこの科目となる。 基本情報処理技術者試験に必須な知識を修得し、コンピュータ理論、データベース、セキュリティ、ネットワーク、アルゴリズムを学ぶ。 企業運営に必要な戦略やマネジメントもカバーする。 詳細なセクションで構成された講義と問題演習で、しっかりと学び、IT社会を生き抜く知恵と教養を身につける。 この講座を通して、豊富な知識を獲得し、ITプロフェッショナルへの道を歩めるようになる。

「Webアプリケーション開発4」シラバス
Webアプリケーション開発3の続編であるプログラミング入門講座。 JavaScriptというプログラミング言語とNode.jsを使用してセキュリティ上の問題のないWebサービスが開発できるようになる。 本科目では、Webフレームワークを用いたWebアプリケーション開発を通じて、テストフレームワークを使えるようになり、データベースについてもしっかりと学修する。 予定調整アプリを作りながらより実践的な開発手法を身につける。 学修にはPCが必要。

「データベース運用実践」シラバス
世の中には星の数ほどのデータがある。これらのデータを有効活用するためには、秩序を持ってデータを保存できる必要がある。 秩序を持ったデータは、検索も早く、目的のデータを素早く発見でき、有益なデータを見つけるために必要不可欠である。 この授業では、データベースのインストールから運用方法まで学ぶ。 特にPostgreSQLの構築・運用方法について学ぶことができる。

「プロジェクト実践」シラバス
実社会で起こっている問題や課題を取り上げ、課題解決のステップを学びながら仮説と検証を繰り返し、学問分野に捉われず学修者自身が多様なデジタル・ツールを駆使し解決策を追求していく授業である。講義と演習を組み合わせ、テーマに関係のある事柄を中心とした学生同士の対話を繰り返し、様々な考えに触れながら検討・分析する。最終的には自ら考えた解決策を発表・フィードバックを行い、学生同士が学びを深めていくアクティブラーニングである。

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