ZEN大学と株式会社ゲンロンが共同で運営する新公開講座の第15弾を2025年8月6日(水)に開催します。
物理学を通じて宇宙の謎に取り組むZEN大学 野村泰紀客員教授。2025年6月に刊行された『95%の宇宙』(SB新書)では、宇宙についていまだ正体が「わかっていない」95%を解説しています。そしてその95%を解き明かすには、素粒子論や量子力学などの物理学の謎に挑む必要があるといいます。
また、ZEN大学 池田達彦准教授が専門とする量子コンピューターも、2011年にカナダのD-Wave Systems社が実用化モデルを発売して以来、GoogleやIBM、さらに日本の理化学研究所などでもサービスの提供が始まりつつありますが、計算中に起こしてしまうエラーを訂正する方法などが本格的な実用化に向けての課題となっているといいます。
長年、さまざまな啓蒙書を出版し、さらにメディアでも活躍してきたZEN大学 竹内薫教授が加わり、最先端の物理学の謎に挑みます。
本イベントは、「ゲンロン」のプラットフォームである「シラス」および「ニコニコ生放送」の「ゲンロン完全中継チャンネル」からインターネット配信にてご覧いただけます。イベントの詳細および視聴方法は「ゲンロンカフェ」のウェブサイトをご覧ください。
※以下、「ゲンロンカフェ」のウェブサイトより引用
ZEN大学とゲンロンの共同公開講座・第15弾。今回は、理論物理学者で宇宙論がご専門の野村泰紀さんと、同じく理論物理学者で量子コンピューターがご専門の池田達彦さん、そしてサイエンスライターの竹内薫さんをお招きし、物理学をテーマにお話しいただきます。
専門家ではない私たちにとって、最先端の物理学の世界はそもそも何が問題となっているかさえわからないかもしれません。しかし、野村さんは『95%の宇宙』のなかで「私たちは、その「見えない・わからない部分」に浪漫を感じているのかもしれない」と述べられています。未知の世界に挑むワクワク感はどんな分野でも共通のはず。物理学はいま、何がわからなくて、どんなアプローチがなされているのか。宇宙と量子コンピューターという2つの分野の専門家にお話を伺います。
【本件に関する問い合わせ先】
ZEN大学:genron-gr@zen.ac.jp
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